サディオ・マネは1992年4月10日、セネガル南部セディウ州の村バンバリで生まれた。質素な環境で育ち、10代でフットボールの夢を追ってダカールへ向かった。そこでセネガル屈指の人材供給源となるジェネレーション・フットで才能を磨いた。
欧州でのキャリアは2012年のメスで始まったが、大陸的な注目を集めたのはザルツブルク時代だった。オーストリア・ブンデスリーガとカップを制し、後の代名詞となる爆発的なランニングを見せた。2014年にサウサンプトンへ移籍し、2015年のアストン・ヴィラ戦ではプレミアリーグ記録のハットトリックを決めた。
2016年にリヴァプールへ加入すると、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノとの有名な3トップの一角となった。2018-19 UEFAチャンピオンズリーグ、2019-20プレミアリーグ、クラブワールドカップ、FAカップを制し、2022年にバイエルン・ミュンヘンへ移籍。その後サウジアラビアのアル・ナスルへ渡り、2026年サイクルでも前線の主役であり続けている。
セネガル代表には2012年にデビューし、同国の現代史を象徴する選手となった。2012年五輪、2018年W杯、2021年アフリカネイションズカップ優勝、2022年W杯サイクルに関わり、カタール本大会は負傷で欠場したものの、2021年AFCON決勝でエジプト相手に決めた決勝PKは国民的な記憶となった。
身長約174センチの右利きフォワード。左サイド、中央、セカンドストライカーをこなし、加速力、プレス、トランジションでの冷酷さはサミュエル・エトーや、より直線的なフランク・リベリと比較されることがある。得点力だけでなく、代表全体に基準を示すリーダーでもある。
