トマ・ムニエは1991年9月12日、ベルギーのリュクサンブール州サント=オードで生まれた。ベルギーの下位リーグでプロキャリアをスタートし、クルブ・ブルッヘで1部リーグのポジションを確立。マルチ参加型の右サイドバックとして評価を高め、2016年にパリ・サンジェルマンへ移籍した。
PSGでの4シーズンではリーグ・アン複数回優勝とクープ・ド・フランス制覇を経験し、2019-20 UEFAチャンピオンズリーグ決勝(バイエルンに敗北)でゴールを決めるなど欧州で存在感を示した。2020年にフリーでボルシア・ドルトムントへ加入し、3シーズンにわたって主力右サイドバックを務め、その後トラブゾンスポル、シカゴ・ファイアー(MLS)と渡り歩いた。
ベルギー代表には2013年デビュー後70試合以上に出場し、黄金世代の主力として活躍。2018年W杯では日本との記憶に残るラウンド16逆転勝利でゴールを決め、2022年W杯やユーロ複数回に出場。10年以上にわたってベルギーの信頼できる右サイドバックとして君臨した。
身長187センチの力強い右利きサイドバック。クロスの質と、サイドバックとしては珍しくダイレクトランで自らゴールを狙う傾向が特徴で、異色の経歴を持ちながら才能を最大化した選手だ。


