アル・ヒラル・サウディ・フットボールクラブは1957年10月16日にサウジアラビアの首都リヤドで創設された。クラブ名はアラビア語で「三日月」を意味し、長年「アッ=ザイーム(首領)」のニックネームで親しまれてきた。サウジアラビアサッカー史上最も多くのタイトルを獲得しているクラブであり、アジアサッカー全体を見渡しても屈指の強豪に数えられる。2024年にこけら落としを迎えた収容約2万6000人の最新型アリーナ「キングダム・アリーナ」を本拠地としている。
国内ではサウジ・プロリーグ約19度の優勝でリーグ最多記録を保持し、キングカップ、クラウンプリンスカップでも10タイトル以上を獲得している。2019-20シーズンは歴史的な「トレブル」を達成し、リーグ、AFCチャンピオンズリーグ、キングカップを同時制覇。AFCチャンピオンズリーグでは1991年、2000年、2019年、2021年と4度の優勝を果たし、これはアジアのクラブとして最多記録である。2025年7月のFIFAクラブ・ワールドカップではマンチェスター・シティを破り、アジアのクラブとして史上初めて公式戦でプレミアリーグの強豪を倒したクラブとなった。
2024-25のサウジ・プロリーグでは無敗でリーグ優勝を奪還。最大のライバルはアル・ナスルで、両クラブの対戦は「リヤドダービー(サウジ・エル・クラシコ)」と呼ばれ、累計約180試合の歴史を持つ。ジッダ拠点のアル・イテハドとの対戦も注目される一戦である。
2009年には国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)から「20世紀アジア最優秀クラブ」に選出された。現スコッドはキャプテンを務める右ウイングのサレム・アル=ドサリら国産選手と、ネイマール、カリム・ベンゼマ、ルベン・ネベス、カリドゥ・クリバリ、ヤシン・ブヌといった世界的スター選手の融合で構成されている。

