ママドゥ・サールは2005年8月29日、フランス南部のマルティーグで生まれた。父は元セネガル代表のパペ・サールで、父がアンジェやランスで活躍した時期に北フランスで育った。サールはエトワール・スポルティブ・ド・サン=ローラン=ブランジーでキャリアをスタートさせた後、父ゆかりのランスを経て2018年にリヨンのアカデミーへ移籍した。
2021–22シーズンにはわずか16歳でリヨンU-19のレギュラーに定着し、クープ・ガンバルデラでは準々決勝と準決勝でそれぞれゴールを記録してチームの優勝に貢献した。2023年5月にトップチームでプロデビューを果たし、2024年8月には1000万ユーロの移籍金でストラスブールへ加入。2025年6月にチェルシーと8年契約を締結し、同年のFIFAクラブワールドカップ優勝メンバーに名を連ねた。ストラスブールへのローン期間を経て2026年2月にチェルシーへ復帰し、FAカップのハル・シティ戦(4–0)で初スタートを飾った。
国際舞台では当初フランスのユース代表として活動し、2022年UEFA U-17欧州選手権の優勝を経験。その後セネガルへの国籍変更をFIFAが2025年12月に承認し、2025年アフリカネイションズカップでは3試合に出場。決勝ではモロッコ相手にフル出場し、セネガルの史上2度目のアフリカ制覇に貢献した。
センターバックを本職とし、冷静かつ安定したディフェンスが持ち味。チェルシーは彼を将来の守備陣の中心として長期的に育成する方針を示している。


