フランス代表(愛称:レ・ブルー)は、世界サッカー史においても屈指の実績を誇るナショナルチームである。フランスサッカー連盟(FFF)が統括するこのチームは、1904年にFIFAの創設に関わった原加盟国のひとつであり、同年に初の公式国際試合を経験している。近代国際サッカーの歴史とともに歩んできた存在として、その長い歴史の中でいくつもの輝かしい栄冠を手にしてきた。
最初の頂点は1984年のUEFA欧州選手権で、ミシェル・プラティニを中心とした攻撃的なサッカーで初の欧州タイトルを獲得した。その後、1998年には自国開催のFIFAワールドカップでブラジルを3対0で下し初優勝を飾る。決勝でジネディーヌ・ジダンが2ゴールを挙げたこの勝利は、フランスサッカー史上最も記憶に残る瞬間のひとつとして語り継がれている。さらに2000年のUEFA欧州選手権でも優勝し、ワールドカップと欧州選手権のタイトルを連続して手にするという偉業を成し遂げた。
2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会でも、当時の主将でもあり1998年優勝経験を持つディディエ・デシャン監督のもと、クロアチアを4対2で下して2度目の世界制覇を達成した。2022年カタール大会でも決勝に進出するなど、フランスは現代国際サッカーにおける最強国のひとつとしての地位を確立している。ドイツ、イタリア、ブラジルとの長年のライバル関係が、チームのアイデンティティをさらに際立たせている。

