柏レイソルの歴史は1940年、日立製作所が東京都小平市に創設した社員サッカーチームに始まる。1986年に千葉県柏市へ本拠を移し、以後この地をホームタウンとして独自のアイデンティティを築いてきた。クラブ名「レイソル」はスペイン語の「王(Rey)」と「太陽(Sol)」を組み合わせた造語で、「太陽」を意味する親会社・日立製作所の社名にもちなんでいる。日本のトップリーグで唯一、黄黒(アウリネグロ)のユニフォームを着用するクラブでもある。
1965年の日本サッカーリーグ(JSL)創設時には「オリジナル8」の一員として参加。現在の浦和レッズやジェフユナイテッド千葉とともにリーグを立ち上げたことは、クラブの誇りとする歴史的事実となっている。現代における最大の黄金期は、ブラジル人監督ネルシーニョのもとで築かれた。2010年にJ2を制覇して昇格すると、翌2011年にはJ1初制覇を達成。J2とJ1の年間優勝を連続で成し遂げた史上初のクラブとなった。同年のFIFAクラブワールドカップでもモンテレイ(メキシコ)などを破り4位入賞。2011年から2014年にかけて天皇杯2回、Jリーグカップ2回、スーパーカップ1回、さらに2014年にはスルガ銀行チャンピオンシップも制するなど、タイトルを積み重ねた。
ライバル関係では、1941年から続くジェフユナイテッド千葉との「千葉ダービー」が最も歴史深く、毎年プレシーズンにはちばぎんカップとして開催される。JSL創設を共にした浦和レッズ、ジェフ千葉との間には「丸の内御三家」としての伝統的な連帯と競争がある。近年は再びJ1上位に定着し、2026-27 AFCチャンピオンズリーグエリートへの出場権も獲得している。

