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16年ぶりにFIFAワールドカップ2026へ帰ってきたパラグアイ代表をチーム単位で紹介。FIFAランク40位・9回目の出場・最高成績ベスト8・グスタボ・アルファロ監督の戦術、ミゲル・アルミロンら注目選手、グループD(アメリカ・オーストラリア・トルコ)の展望までまとめました。
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16年の雌伏を破って、堅守のラ・アルビロハがワールドカップに帰ってきます。FIFAワールドカップ2026に挑むパラグアイ代表を、歴史・戦い方・注目選手・グループDの展望まで、チームまるごと紹介します。2010年南アフリカ大会のベスト8以来、長く遠ざかっていた大舞台。グスタボ・アルファロ監督のもとで息を吹き返したこのチームには、復活のワクワクがあります。

パラグアイは、南米予選の厳しさを知り尽くした伝統国です。派手な攻撃で大会を席巻するタイプではありませんが、粘り強い守備、空中戦、球際の強さで相手を苦しめるスタイルは長く受け継がれてきました。1930年の第1回大会からワールドカップに出場し、1998年、2002年、2006年、2010年と4大会連続で本大会に進んだ時期もあります。
記憶に残るのは、やはり2010年南アフリカ大会です。日本と対戦した決勝トーナメント1回戦をPK戦で制し、同国史上初のベスト8へ進出。準々決勝ではスペインに0-1で敗れましたが、後に優勝するチームを最後まで追い詰めた堅守は、ラ・アルビロハの誇りとして残っています。
その後は長い低迷が続きました。2014年、2018年、2022年と3大会連続で本大会出場を逃し、かつての常連国は南米予選の中で苦しみます。転機になったのが、2024年に就任したグスタボ・アルファロ監督でした。規律を取り戻し、守備の距離感を整え、若いアタッカーの勢いを生かす形を作ったことで、パラグアイは再び世界への扉を開きました。
アルファロ体制のパラグアイは、まず守備から入るチームです。最終ラインと中盤の距離をコンパクトに保ち、中央を簡単には使わせません。相手にボールを持たれても慌てず、ボックス周辺で体を張り、こぼれ球に強く反応します。
攻撃では、奪ってからのカウンターが最大の武器です。サイドにスピードのある選手を走らせ、前線の基準点に当てて押し上げる。セットプレーやクロスからの一発もあり、内容で押し込まれた試合でもスコアを動かすしぶとさがあります。
課題は、主導権を握る展開でどこまで相手を崩しきれるかです。守備で耐えて勝つ形は見えています。そこにフリオ・エンシソの創造性、ミゲル・アルミロンの推進力、アントニオ・サナブリアの前線での収まりが加われば、ただ守るだけではない新しいパラグアイを見せられるはずです。
ミゲル・アルミロンは、スピードのある攻撃の主軸です。右サイドや中央から一気に前進し、守備から攻撃へ切り替わる瞬間にパラグアイの温度を上げます。
フリオ・エンシソは、創造性あふれる若き才能です。狭い場所で前を向き、ミドルシュートやラストパスで停滞した試合を動かせる存在です。
アントニオ・サナブリアは、前線の基準点になるFWです。背負って時間を作り、クロスに入る動きと決定力で、守備的な試合の数少ないチャンスをゴールに近づけます。
主将グスタボ・ゴメスは、守備の柱となるセンターバックです。空中戦、統率力、ペナルティエリアでの強さで、パラグアイらしい堅守の中心に立ちます。
パラグアイはグループDに入り、初戦の6月12日に開催国アメリカ、第2戦の6月19日にトルコ、第3戦の6月25日にオーストラリアと対戦します。
| 試合 | 会場 | 現地キックオフ | 日本時間 |
|---|---|---|---|
| アメリカ vs パラグアイ | SoFi Stadium, Inglewood | 6月12日 18:00 PDT | 6月13日 10:00 |
| トルコ vs パラグアイ | Levi's Stadium, Santa Clara | 6月19日 20:00 PDT | 6月20日 12:00 |
| パラグアイ vs オーストラリア | Levi's Stadium, Santa Clara | 6月25日 19:00 PDT | 6月26日 11:00 |
突破の焦点は、開催国アメリカを相手にどこまで我慢できるかです。初戦で勝ち点を持ち帰れば、グループDは一気に混戦になります。3位上位でも決勝トーナメントに進める新フォーマットを考えれば、パラグアイの現実的な目標は「負けない試合」を増やしながら、どこかで一つ勝ち切ること。16年ぶりの復帰組として、最も嫌な相手になれるだけの土台はあります。
北米西海岸での試合が続くため、日本では午前から昼にかけてのキックオフになります。深夜ではありませんが、平日午前の試合もあるため、予定を入れ忘れると見逃しやすい時間帯です。
16年ぶりに戻ってきたパラグアイを追うなら、カレンダー登録で3試合をまとめて押さえておくのがおすすめです。決勝トーナメントに進んだ場合も、日程変更や相手確定を追いやすくなります。
Q. パラグアイはW杯2026で何度目の出場ですか? 9回目の出場です。前回出場は2010年南アフリカ大会で、2026年は16年ぶりの本大会復帰になります。
Q. パラグアイのグループの対戦相手は? グループDで、アメリカ・オーストラリア・トルコと同組です。初戦は6月12日のアメリカ戦です。
Q. 過去最高成績は? 2010年南アフリカ大会のベスト8です。日本をPK戦で破って準々決勝へ進み、スペインに0-1で敗れました。
Q. 監督は誰ですか? グスタボ・アルファロ監督です。2024年に就任し、低迷していたチームを立て直して2026年大会出場へ導きました。