アシュリー・バーンズは1989年10月30日、イングランドのバースで生まれた。プレミアリーグの多くのFWのような華やかな育成経路ではなく、ポールトン・ローヴァーズやプリマス・アーガイルで若い時期を過ごし、オックスフォード・ユナイテッド、ソールズベリー・シティ、イーストボーン・ボロ、トーキー・ユナイテッドへのレンタルで下部リーグの実戦を早くから経験した。
広く名前を知られるようになったのはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン時代だった。2010年に完全移籍し、リーグ1からチャンピオンシップへ上がるチームの中で重要なゴールを重ね、後の代名詞となる闘争心を身につけた。2014年1月にバーンリーへ移籍すると、ショーン・ダイチ時代を象徴するFW陣の一人となり、昇格、プレミアリーグ残留、2018-19シーズンの欧州大会出場に貢献した。
長い第一次バーンリー時代の後、2023年にノリッジ・シティへ移り、チャンピオンシップで経験とフィジカルをもたらした。その後、プレミアリーグに戻ったバーンリーへ復帰。キャリア終盤の現在は出場機会こそ限定的だが、クラブをよく知る存在としての重み、ロッカールームでの影響力、センターバックと競り合える強さは今も価値を持つ。
バーンズはイングランド生まれだが、家族の資格によりオーストリアU-20代表でプレーした経験がある。ただしシニア代表で大きなキャリアを築いたわけではない。彼の歩みは代表よりもイングランド国内クラブでの積み重ねに根ざしており、代表歴はキャリアの中心というより補足的な話題として扱われる。
身長約186センチの右利きセンターフォワード。スピードよりも強さ、タイミング、接触プレーで勝負するタイプで、ボールを収め、クロスに飛び込み、ファウルを誘い、難しい配球を陣地回復につなげる。スタイルはケヴィン・デイヴィスのような古典的英国型ターゲットマンと比較され、純粋な得点屋というより相手CBに嫌な仕事を強いる専門職である。
