アレクサンダー・ニューベルは1996年9月30日、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州パーダーボルンで生まれた。ヴェストファーリア・ロッテ、パーダーボルンのユースを経てシャルケ04のアカデミーへ加入。ブンデスリーガ屈指の若手ゴールキーパーとして頭角を現し、2019年以降はトップチームでキャプテンを務めた。
2020年夏、バイエルン・ミュンヘンがフリーで獲得したが、マヌエル・ノイアーの存在が立ちはだかり出場機会は限定的だった。実戦経験の積み重ねを優先してASモナコへ2021年から2023年にかけて2シーズンの期限付き移籍。フィリップ・クレメント、アディ・ヒュッター両監督の下でリーグ・アンと欧州の舞台に継続的に出場した。
バイエルンへ一時的に復帰した後、シュトゥットガルトが2023年夏に完全移籍として獲得。シュヴァーベンの雄では即座に正キーパーの地位を確立し、10年以上ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場となった2024-25シーズンへの貢献を含め、安定したパフォーマンスを継続している。
ドイツ代表には2022年に初招集され、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、オリバー・バウマンに次ぐキーパー候補として代表序列を上げてきた。2024年のUEFA欧州選手権ではホスト国として出場したドイツ代表のメンバーに名を連ね、同大会でドイツはベスト8に進出した。
身長193センチの右利きゴールキーパー。クロスへの判断、ペナルティエリアの統率、そして近年磨かれてきた足元のビルドアップ能力から、ブンデスリーガで最も総合力の高いキーパーの一人に成長している。シュートストップと判断力はスヴェン・ウルライヒ若手期を、配給の精度はマヌエル・ノイアーが定義したドイツ代表型スイーパー・キーパー像を思わせる。


