ハリー・エドワード・ケインは1993年7月28日にロンドン・レイトンストーンで生まれ、ウォルサムストウとチングフォードで育った。短期間アーセナルとワトフォードのアカデミーに在籍した後、11歳でトッテナム・ホットスパーへ加入。2010年にプロ契約を結び、レイトン・オリエント、ミルウォール、ノリッジ・シティ、レスター・シティへのレンタル修行を経て、2014年からマウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でトッテナムの主軸となった。
トッテナムでの13シーズン(2009〜2023年)でリーグ通算317試合280得点を挙げ、クラブ歴代最多得点者となった。プレミアリーグ得点王を3度(2016、2017、2021)獲得。2023年8月にバイエルン・ミュンヘンが移籍金1億ユーロ+ボーナス1000万ユーロで獲得し、ブンデスリーガ史上最高額の移籍となった。加入1年目はリーグ36得点を挙げてヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州得点王)を受賞、2024-25シーズンのブンデスリーガ優勝で初の主要クラブタイトルも手にした。2025-26シーズンには欧州5大リーグ単一クラブ100得点到達の最速記録も塗り替えた。
イングランド代表は2015年3月にデビューし、デビュー戦では80秒で得点。2018年からはキャプテンを務め、A代表通算約80得点で同国歴代最多得点者。2018年ロシア・ワールドカップでゴールデンブートを受賞、EURO2020決勝、EURO2024決勝にも到達し、EURO2024では大会得点王を共同受賞した。
身長188センチの完成された9番で、両足のフィニッシュ、空中戦の強さ、ペナルティーエリア外まで降りてゲームを作るパスの質を兼ね備える。世代を代表する最高クラスのストライカーの一人と広く認められている。
