旗手怜央は1997年11月21日、三重県鈴鹿市生まれ。順天堂大学を経て、2020年に川崎フロンターレへ加入 — エリートプロ基準では遅咲きの加入だったが、そのスタートは加速を遅らせなかった。フロンターレでは2020年J1リーグ優勝、2020-21年天皇杯、2021年スーパーカップ、2021年J1リーグ優勝と、わずか2シーズンで主要タイトルを総ざらいした。
2022年1月、スコットランドのセルティックへ移籍。アンジェ・ポステコグルー監督の高テンポ、ポゼッションを基盤とした攻撃的サッカーに彼のプレースタイルが完璧にフィットした。セルティックでは4年連続スコティッシュ・プレミアシップ優勝 (2021-22、2022-23、2023-24、2024-25)、2022-23年と2023-24年のスコティッシュ・カップ、2022-23年と2024年のスコティッシュ・リーグカップ優勝 — 国内タイトルを驚異的なペースで積み上げた。
2024-25シーズンはキャリアハイの内容となった。スコティッシュ・プレミアシップ37試合10得点4アシスト、加えてUEFAチャンピオンズリーグ10試合に出場した。2025-26シーズンも継続的に好調で、リーグ28試合2得点2アシスト、UEFAヨーロッパリーグ9試合3得点1アシストを記録している。
両足を使え、テクニカルに優れ、ビジョン、ボールキャリーの能力、ボックスへ飛び込む得点感覚を兼ね備えた中央のMF。日本代表のレギュラーで、2026年FIFAワールドカップに向けてシニアの創造的MF候補として最有力の1人だ。

