ウナイ・シモン・メンディビルは1997年6月11日、スペイン・バスク地方アラバ県ムルグイアで生まれた。ビルバオのアスレチック・クラブが誇る育成組織「レサマ」を経て2019年にトップデビューを果たし、以降はクラブの揺るぎない正キーパーとして君臨している。
アスレチック・クラブではスペインサッカーで最も安定したクラブの一つを支える礎となり、足元の技術 — スペイン人キーパーの中でも最高レベル — シュートストップの反射神経、大一番での落ち着きが継続的に高く評価されている。ダニ・ビビアンと共にクラブの長年の無冠を打ち破った2023-24コパ・デル・レイ制覇に貢献し、複数シーズンにわたりラ・リーガ上位フィニッシュと欧州カップ戦出場に不可欠な役割を担ってきた。
2024-25シーズンも同様の高いパフォーマンスを維持し、ラ・リーガでも国際舞台でも屈指の守護神として認知されている。プレスに強い配給と足元の技術はスペインのポゼッション型ビルドアップに完全にフィットしたものだ。
スペイン代表には2019年デビュー後、急速にダビド・デ・ヘアから10年の正キーパーの座を引き継ぎ、代表の第一守護神となった。UEFA EURO 2020(2021年開催)優勝、2020-21 UEFAネーションズリーグ優勝、ドイツでの2024年UEFA EURO 2024優勝と、スペイン代表史上でも最も成功した時代のゴールを守り続けた。2026年W杯の正キーパーは疑いの余地なく彼だ。
身長190センチの左利きゴールキーパー。スイーパー・キーパーとしての本能、反射神経、足元の技術は、ゴールキーパーをフィールドプレーのビルドアップに組み込むという観点でマヌエル・ノイアーとの比較が多い。多くのアナリストからラ・リーガ最高のキーパー、世界トップ5の一人と評価されており、イケル・カシジャス以降のスペイン・ゴールキーパーの進化を体現する存在である。
