スウェーデン代表は、1904年に設立されたスベンスカ・フォットボルスフェルブンデット(SvFF)を統括団体とし、ストックホルムを本拠地とするナショナルチームである。初の公式国際試合は1908年に行われ、以降FIFAワールドカップには12回出場するなど、世界舞台における安定した存在感を示してきた。
スウェーデン・フットボール史上最大の輝きは、1958年のFIFAワールドカップにある。自国開催となったこの大会でスウェーデンは決勝まで勝ち上がり、10代のペレを擁するブラジルに2–5で敗れたものの、その準優勝はいまなおチーム史上最高の成績として語り継がれている。同時期にはヨーロッパ屈指の実力を誇り、1948年ロンドン五輪ではサッカー競技の金メダルを獲得するなど、戦後まもない時代から国際的な地位を確立していた。
もうひとつの黄金期は1990年代である。1994年のアメリカ・ワールドカップではトーマス・ラヴェッリ、マルティン・ダーリン、トマス・ブロリンらを中心に3位入賞を果たし、自国開催のUEFA EURO 1992ではベスト4に進出するなど、この時代のスウェーデンは欧州屈指の強豪として認知された。
現在のスウェーデンは組織的な守備を基盤とした堅実なスタイルを継続しており、主要大会への継続的な出場を維持している。チームのアイデンティティは個の突出より集団規律と戦術的な安定感にあり、デンマークとの北欧ダービーはライバル関係として特別な位置づけを持つ。

