アシュラフ・ハキミは1998年11月4日、モロッコ系の両親のもとにマドリードで生まれ、スペイン・ヘタフェで育った。8歳でレアル・マドリードのアカデミーに加入し、2017年にトップチームデビュー。2シーズンのボルシア・ドルトムントへのレンタル移籍を経て成長を遂げた。インテル・ミラノは2020年に約4,000万ユーロで獲得し、彼を右SBとして起用した2020-21シーズンにセリエAを制覇。2021年にパリ・サンジェルマンが約6,000万ユーロでさらに獲得した。
PSGではリーグ・アン4度制覇に貢献し、2025年5月31日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝(古巣インテル戦5-0勝利)で先制点を決め、クラブ史上初のCL制覇を実現させた。2025年バロンドールでは6位に入り、モロッコ人選手として史上最高のランクを記録している。
モロッコ代表のキャプテンを務め、2016年に17歳でA代表デビュー。2022年カタールW杯ラウンド16のスペイン戦PK戦では「パネンカ」で決勝点を決め、母国のアフリカ史上最高となる準決勝進出に貢献した。2025年自国開催のアフリカネイションズカップにおいてもチームの中核となった。
身長181cm、両足が使える右SB。爆発的なスピード、フィジカルの強さ、賢いパス、ウィングバックや攻撃的SBとしての役割もこなす万能性を兼ね備える。世界最高の右SBの一人として広く認知されており、PSGとモロッコ代表における代表的なワイドアタッカーである。


