フランシスコ・トリンカンは1999年12月29日、ポルトガル北部ミーニョ地方のヴィアナ・ド・カステロで生まれた。ブラガの育成組織を経て2018年にトップデビュー。2019-20シーズンのリーガ・ノスでブレイクを果たし、2020年夏に約3100万ユーロでバルセロナへの大型移籍を実現した。
バルセロナでの経験はクラブの財政難とリオネル・メッシの退団という逆風の中で順調とはいかず、出場機会の確保に苦労した。2021年夏にウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズへレンタルし、プレミアリーグで1年間のキャリアを積んだ。バルセロナ復帰後、2022-23シーズンはスポルティングCPへレンタル移籍。ルーベン・アモリムのシステムの中で本来の力を発揮した。
スポルティングCPでの活躍 — 特に2022-23シーズンのリーガ・ポルトガルでのパフォーマンス — が双方に永久移籍の価値を確認させ、2023年夏に約1000万ユーロでスポルティングへの完全移籍が成立。スポルティングでは右サイドワイドフォワードまたはアタッキングミッドフィールダーとして主力攻撃手として機能し続け、リーガ・ポルトガルと欧州大会でゴールとアシストを記録しながら2024-25シーズンも活躍した。
ポルトガル代表には2020年にフェルナンド・サントス監督下でデビュー。ユーロ2020以降、ロベルト・マルティネス体制を通じてシニア代表選手として継続。2024年UEFA欧州選手権スカッドにも参加し、2026年W杯予選では中心となるフォワード陣の後方の攻撃的選択肢の一人として起用されている。
身長180センチの右利きワイドアタッカー。主に右サイドでプレーするが内側へのカットも効果的にこなす。クローズコントロール、直線的な突破、技術の質は、ワイドフォワードとしてのプロフィールとポルトガル的なフレアという点で若い頃のナニと比較される — ただしルーベン・アモリムの指導思想に沿った、より現代的なプレスへの参加と内側への動きを持ち合わせる。


