ギジェルモ・アルフォンソ・マリパン・ロアイサは1994年5月6日、チリ・サンティアゴのサンミゲルで生まれた。ウニベルシダ・カトリカで育成され、長身とボール保持時の落ち着きによって若い頃からチリ人センターバックの中で目立っていた。接触だけに頼る守備者ではなく、アカデミー教育によって正確な最初のパスと、ラインから出るタイミングの感覚を身につけた。
ウニベルシダ・カトリカで重要な選手となった後、2017年にスペインのデポルティーボ・アラベスへ移籍した。ラ・リーガでは守備のタイミングが磨かれ、さまざまな形でスペースを攻めるFWと対峙した。2019年にはモナコへ加入し、リーグ・アンで数シーズンにわたりトップレベルのセンターバックとしてプレー。セットプレーからの得点や欧州圏争いにも貢献した。
2026年時点ではセリエAのトリノでプレーし、チリ、スペイン、フランスで形作られたキャリアにイタリア的な守備教育を加えている。近年は新鮮さより経験が価値となり、クロスを早く読む力、ボックス内の統率、若いDFに基準を与える落ち着きが強みになっている。
チリ代表には2017年にデビューし、黄金世代末期と再建期の代表をつなぐ数少ないDFの一人となった。複数のコパ・アメリカと、難しい2022年・2026年W杯予選サイクルを戦い、ピーク時ほどセンターバック層が固まっていない代表で大きな責任を背負うことが多かった。
身長は約193センチ。右利きのセンターバックで、空中戦の強さ、ペナルティエリア内の守備、セットプレーでの脅威が明確な武器である。南米的な大枠ではディエゴ・ゴディンと比較できるが、常に前へ潰しに行くよりも、後方から落ち着いて配球するチリ的な特徴も持つ。


