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2022年にアルゼンチンを撃破したサウジアラビア代表(緑の鷹)をチーム単位で紹介。FIFAランク61位・7回目の出場・最高成績ベスト16(1994)・ドニス監督の戦術、サレム・アルダウサリら注目選手、グループH(スペイン・ウルグアイ・カーボベルデ)の展望までまとめました。
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アルゼンチンを倒した緑の鷹が、北中米の舞台に帰ってきます。サウジアラビア代表は、1994年の初出場でベスト16に進んだ記憶と、2022年カタール大会で世界王者となるアルゼンチンを撃破した熱を胸に、2026年も番狂わせを狙います。スペイン、ウルグアイという強豪が待つグループHでも、一発の怖さを知るチームです。

サウジアラビア代表のワールドカップ史は、1994年アメリカ大会から始まりました。初出場ながらグループリーグを突破し、ベスト16へ。サイード・アルオワイランの独走ゴールは、今も大会史に残る名場面として語られます。
その後もアジアの常連として本大会に顔を出し続け、近年の象徴になったのが2022年カタール大会です。初戦でリオネル・メッシを擁するアルゼンチンに2-1で逆転勝ち。サレム・アルダウサリの鮮やかな決勝点は、後に優勝するアルゼンチンを唯一グループリーグで倒した瞬間として、世界中のファンに刻まれました。
2026年予選は簡単ではありませんでした。ロベルト・マンチーニ体制からエルヴェ・ルナールが復帰し、苦しい流れを立て直して最後の切符をつかみます。その後、大会直前の2026年4月にゲオルギオス・ドニス監督へ交代。再建の物語は、さらに予測不能な形で本番へ向かいます。だからこそ、サウジアラビアは怖い。整った強豪ではなくても、ひとつのゴール、ひとつの勇気で流れをひっくり返せるチームです。
サウジアラビアの強みは、規律ある守備と組織の粘りです。ラインを勇敢に保ちながら相手に自由を与えず、中盤で球際に食らいつき、奪った瞬間に前へ出る。2022年のアルゼンチン戦で見せたように、ただ引いて耐えるだけではなく、相手を嫌がらせる位置で勝負する意識があります。
攻撃では、サレム・アルダウサリの個が最大のスイッチです。左サイドから内側へ入る仕掛け、狭い場所でのひと振り、試合の空気を変える大胆さ。そこにムハンマド・カンノの中盤での強度、ナーセル・アルダウサリの推進力が加われば、強豪相手にも数少ないチャンスを鋭く刺せます。
グループHではボールを持たれる時間が長くなる試合も多いはずです。だからこそ、守備の集中、セットプレー、カウンターの一撃が生命線。緑の鷹が再び世界を驚かせるなら、2022年と同じく「耐えて、走って、決めきる」90分が必要になります。
サレム・アルダウサリは、サウジアラビアの夢を現実に変えるエースです。2022年のアルゼンチン戦で決勝点を決めたあの一撃を知る相手ほど、彼に前を向かせる怖さを理解しているはずです。
ムハンマド・カンノは中盤の中心です。広いエリアをカバーし、球際でチームを支え、守備から攻撃へ移る瞬間にリズムを作ります。
ナーセル・アルダウサリは、推進力のある中盤として流れを前へ押し出します。守備で耐える時間が続いたあと、最初の数メートルを運べる存在はサウジアラビアにとって大きな武器です。
サウジアラビアはグループHに入り、初戦の6月15日にウルグアイ、第2戦の6月21日にスペイン、第3戦の6月26日にカーボベルデと対戦します。
日程は、6月15日18:00(マイアミ、現地時間)にウルグアイ戦、6月21日12:00(アトランタ、現地時間)にスペイン戦、6月26日19:00(ヒューストン、現地時間)にカーボベルデ戦。日本時間では初戦が6月16日朝7時、第2戦が6月22日午前1時、第3戦が6月27日朝9時です。
スペインとウルグアイを相手に、サウジアラビアは挑戦者として入ります。ただ、挑戦者だからこそ失うものは少ない。2022年にアルゼンチンを倒した記憶は、単なる昔話ではありません。強豪が少しでも緩めば、緑の鷹はまた空気を変えられます。
北中米開催のため、日本でのキックオフは深夜から朝にかけてになります。初戦ウルグアイ戦は日本時間6月16日朝7時の予定。スペイン戦は午前1時、カーボベルデ戦は朝9時で、平日の予定と重なる可能性もあります。見逃さないために、サウジアラビア代表の全試合をカレンダーに登録しておくのがおすすめです。
Q. サウジアラビアはW杯2026で何度目の出場ですか? 7回目の出場です。1994年に初出場してベスト16に進み、2026年は3大会連続の本大会になります。
Q. サウジアラビアのグループの対戦相手は? グループHで、スペイン・ウルグアイ・カーボベルデと同組です。初戦は6月15日のウルグアイ戦です。
Q. 過去最高成績は? 1994年アメリカ大会のベスト16です。初出場で決勝トーナメントに進み、サウジアラビアサッカーの原点となる大会になりました。
Q. 監督は誰ですか? ゲオルギオス・ドニス監督です。予選終盤はエルヴェ・ルナール監督がチームを立て直して本大会出場へ導きましたが、2026年4月にドニス監督が就任しました。