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FIFAワールドカップ2026に臨むチュニジア代表(カルタゴの鷲)をチーム単位で紹介。FIFAランク44位・7回目の出場・サブリ・ラムシ監督の戦術、ハンニバル・メイブリら注目選手、日本と同組のグループF(オランダ・スウェーデン)の展望までまとめました。
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カルタゴの鷲が、悲願の初グループ突破へ飛び立ちます。チュニジア代表は派手な優勝候補ではありませんが、規律ある守備と鋭いカウンターで、強豪を苦しめる術を知るチームです。日本・オランダ・スウェーデンと同居するグループFで、堅守からどんな一撃を見せるのか。初戦から目が離せません。

チュニジアのワールドカップ史は、アフリカサッカーの歴史でもあります。初出場は1978年アルゼンチン大会。初戦でメキシコを3-1で破り、アフリカ勢としてワールドカップ初勝利を挙げました。続くポーランド戦に敗れ、西ドイツとは引き分け、結果はグループ敗退。それでも「アフリカ勢も世界で勝てる」という扉を開いた意味は大きいものでした。
その後は1998年に20年ぶりに本大会へ戻り、2002年、2006年にも連続出場。2018年ロシア大会ではパナマを破り、2022年カタール大会ではデンマークと引き分け、前回王者フランスに1-0で勝利しました。一方で、いずれの大会でもグループの壁を越えることはできていません。
アフリカの舞台では、2004年に自国開催のアフリカネーションズカップを制覇。堅実な守備、粘り強い試合運び、要所で勝ち切る集中力は、カルタゴの鷲の大きな財産です。2026年は、何度も目前で届かなかった決勝トーナメントへ、もう一度挑む大会になります。
チュニジアの軸は、まず守備の規律です。ライン間を簡単に空けず、中央を締め、相手に気持ちよく前進させない。ボールを持つ時間が長くなくても、ブロックを崩さずに耐え、奪った瞬間に前へ出るカウンターで勝負します。
攻撃では、中盤からの推進力とサイドの運び、経験あるアタッカーの判断が鍵になります。大量得点で押し切るタイプではありません。だからこそ、セットプレー、セカンドボール、相手のミスを逃さない一撃が重い意味を持ちます。オランダや日本に押し込まれる時間があっても、0-0、1-0の展開へ持ち込めれば、チュニジアの試合です。
ハンニバル・メイブリは、推進力と技術を兼ね備えた中盤の新星です。ボールを前へ運ぶ力と強気なプレーで、守備から攻撃へ切り替わる瞬間のスイッチになれます。
モンタサル・タルビは、チュニジアの堅守を支えるセンターバックです。空中戦、対人守備、ライン統率でチームを落ち着かせ、強豪相手の長い守備時間を支える存在になります。
ユセフ・ムサクニは、経験豊富な攻撃のリーダーです。大舞台で必要な落ち着きとひらめきを持ち、少ないチャンスを決定機へ変える役割が期待されます。
チュニジアはグループFに入り、初戦の6月14日にスウェーデン、第2戦の6月20日に日本、第3戦の6月25日にオランダと対戦します。
突破は簡単ではありません。日本とオランダが上位候補で、スウェーデンも力のある欧州勢です。それでも、各組3位の上位8チームにも決勝トーナメントへの道がある大会形式では、初戦スウェーデン戦で勝ち点を取る意味が大きい。堅守で試合を壊さず、ワンチャンスを仕留める。チュニジアらしい勝ち筋は、はっきりあります。
北中米開催のため、日本でのチュニジア戦は深夜〜昼前の時間帯にかかります。初戦スウェーデン戦は日本時間6月15日午前11時、第2戦の日本戦は6月21日午後1時、第3戦オランダ戦は6月26日午前8時の予定です。見逃さないために、チュニジア代表の全試合をカレンダーに登録しておくのがおすすめです。
日本代表との直接対決は、グループ突破争いの流れを変える一戦になりそうです。同組の相手としてチュニジアを追うなら、日本代表 チームガイドもあわせてどうぞ。
Q. チュニジアはW杯2026で何度目の出場ですか? 7回目の出場です。1978年に初出場し、2026年は3大会連続の本大会になります。
Q. チュニジアのグループの対戦相手は? グループFで、日本・オランダ・スウェーデンと同組です。初戦は6月14日のスウェーデン戦です。
Q. 過去最高成績は? 過去最高成績はグループステージです。1978年の初勝利を含め、各大会で印象的な勝利はありますが、まだ決勝トーナメントには進んでいません。
Q. 監督は誰ですか? サブリ・ラムシ監督です。2026年1月に就任しました。予選突破はサミ・トラベルシ監督のもとで達成しています。