アーロン・ワン=ビサカは1997年11月26日、ロンドン南部のクロイドンで生まれた。11歳でクリスタル・パレスのアカデミーに入団し、当初はウィンガーとしてプレーしていたが、やがて右サイドバックに転向。2018年2月のトッテナム戦でトップチームデビューを飾り、翌シーズンには安定したパフォーマンスでクラブの年間最優秀選手賞を受賞した。
2019年6月、約5000万ポンドという当時のイングランド人選手としては異例の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ加入。デビューシーズンにはプレミアリーグでタックル数トップを記録し、守備面での高い能力を示した。ユナイテッドではEFLカップ(2022–23)とFAカップ(2023–24)の2タイトルを獲得している。
2024年8月にウェストハム・ユナイテッドへ移籍し、7年契約を締結。移籍1年目から主力として活躍し、シーズンを通じて36試合に先発出場。2ゴール4アシストを記録したほか、インターセプト数66回とドリブル成功数64回でいずれもリーグのDF中トップの数字を残した。2024–25シーズンはクラブの年間最優秀選手(ハマー・オブ・ザ・イヤー)にも選ばれている。
プレースタイルは対人守備を得意とする守備型右サイドバックで、スライディングタックルや1対1の強さに定評がある。
代表歴については、イングランドのユース代表として2019年UEFA U-21欧州選手権にも出場。その後コンゴ民主共和国への代表変更をFIFAに申請し、2025年8月に承認。同年9月の2026年W杯予選・南スーダン戦(4–1)でコンゴ代表としての初キャップを得た。
