トマーシュ・ソウチェクは1995年2月27日、チェコのハヴリーチクーフ・ブロトで生まれた。スラヴィア・プラハのアカデミーで育ち、長身で走力のあるミッドフィールダーへ成長。レンタルでシニア経験を積んだ後、チェコリーグを代表する選手の一人となった。
スラヴィアでは国内タイトルを獲得し、欧州大会でも重要な試合を経験した。ボックスへの遅れての飛び込みと空中戦の強さで評価を高め、2020年1月にウェストハム・ユナイテッドがまずレンタルで獲得。難しいプレミアリーグシーズンでクラブの残留に貢献したことで、すぐに完全移籍へ切り替えられた。冬加入としては非常に明確なインパクトだった。
ウェストハム・ユナイテッドではデイヴィッド・モイーズ時代を象徴する選手となり、その後も重要な存在であり続けている。プレミアリーグで重要ゴールを決め、デクラン・ライスと効果的な中盤コンビを組み、2022-23 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ制覇にも貢献した。保持の要求が変化しても、セットプレーの脅威と守備の仕事量が彼の重要性を保っている。
チェコ代表では2016年からシニア代表としてプレーし、後にキャプテンとなった。欧州選手権やW杯予選で代表を支え、しばしばチームの感情面とフィジカル面の中心として機能している。
身長192センチの右利きMF。持久力、ヘディング、ペナルティエリアへ入るタイミング、守備での献身を土台にした選手である。中盤からの空中戦のインパクトによりマルアン・フェライニと比較されることが多いが、ソウチェクはスペースを埋める規律があり、保持時もより整理された選手である。
