ジェド・スペンスは2000年8月9日、イングランド北ロンドンのトッテナムで生まれた。フルハムのユースから加入したミドルズブラの育成組織で育ち、ミドルズブラでのシニア出場経験を経て、2021-22シーズンのノッティンガム・フォレストへの期限付き移籍で決定的ブレイクスルーを果たした。スティーヴ・クーパー監督の下でEFLチャンピオンシップのプレーオフを通じたプレミアリーグ昇格の立役者となり、チャンピオンシップ最優秀若手選手賞を受賞。
2022年夏、トッテナム・ホットスパーが報道ベースで約1250万ポンドで獲得したが、スパーズでのトップ出場機会は限られ、レンヌ、リーズ・ユナイテッド、ジェノアへの連続期限付き移籍で複数の欧州サッカー文化を経験しながらゲームを磨いた。
2024-25シーズンのセリエAジェノアへのローン移籍は形成的な経験となり、安定したパフォーマンスで改めて注目を集めた。トッテナムへ復帰後はトーマス・フラン体制での主力争いに加わり、システム内の右ウイングバックとして地位確立を目指している。
イングランド代表には2022年6月、ガレス・サウスゲート監督下でデビュー — チャンピオンシップでの際立ったシーズンの活躍を踏まえての招集だった。2026年W杯予選キャンペーンを通じてスカッドの選択肢として名を連ね続け、右サイドバック・ウイングバックのポジション争いに加わっている。
身長180センチの右利き攻撃的サイドバック兼ウイングバック。右サイドの突破力、ダイレクトなクロス精度、1対1で相手を抜く姿勢が最大の武器。リヴァプール全盛期のナサニエル・クライン — 攻め上がりの終点でペナルティエリアを狙うフィジカル型右サイドバック — を思わせる評価を得ている。


