ジョアン・マリオ・ネト・パリーニャは1995年7月9日、ポルトガルのリスボンで生まれた。スポルティングCPの育成組織を経て、ベレネンセス、ブラガ、スポーティング・カンザスシティへの期限付き移籍を重ねた後、スポルティングCPのトップチームに定着。ルーベン・アモリム監督下での2020-21シーズンのリーグ優勝に守備的ミッドフィールダーとして貢献し、ポルトガルリーグでも最も効果的なアンカーの一人として地位を確立した。
2022年夏、フルハムがプレミアリーグ昇格に合わせて約2000万ポンドで獲得。プレミアリーグ初シーズンから高いパフォーマンスを見せ、バイエルン・ミュンヘンが2023年夏に獲得を試みる事態となった。この移籍は土壇場で破談となり、パリーニャはフルハムで2シーズン目を完走。バイエルンは2024年夏、最終的に報道によれば約6500万ポンドで完全移籍を実現させ、当時のポルトガル人アウトフィールド選手として史上最高クラスの移籍金となった。
バイエルン・ミュンヘンではフィンセント・コンパニ監督の下で主力アンカーとして機能し、最終ラインの前でフィジカルとタックル成功率の高さを武器にディフェンスを守る役割を担う。ブンデスリーガの強度が彼のプロフィールに合致し、チャンピオンズリーグ、ブンデスリーガの出場を積み重ねている。
ポルトガル代表にはフェルナンド・サントス監督下で2021年にデビュー。ロベルト・マルティネス体制でブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シルヴァ、ヴィティーニャと並ぶ中盤の不可欠な存在となった。2024年UEFA欧州選手権(ドイツ開催)でも主力として活躍し、2026年W杯予選でも同じアンカー役として起用が続いている。
身長190センチの右利きアンカー型ミッドフィールダー。フィジカル、空中・地上での競り合い成功率、ポジショニングで欧州屈指の守備的MFの一人に数えられる。タックル記録とボールを狩る能力はよりフィジカル寄りのカゼミーロと比較され、守備ラインを攻撃的に守るスタイルはポルトガルとバイエルン双方が6番に求める理想型を体現している。


