フェルラン・シナ・マンディは1995年6月8日、フランス・ムラン=アン=イヴリーヌで生まれた。セネガル+ギニアビサウ系の家系に育ち、15歳で股関節の大手術を経験。当時医師から「もう二度とサッカーはできないかもしれない」と告げられたが、ル・アーヴルのアカデミーでキャリアを再起動。2017年にリヨンへ500万ユーロで移籍し、2019年6月にジネディーヌ・ジダン監督直々の希望でレアル・マドリードが基本4,800万ユーロ(出来高込み最大5,300万ユーロ)で獲得した。
加入以降はラ・リーガ3度(2019-20、2021-22、2023-24)、UEFAチャンピオンズリーグ2度(2021-22、2023-24)を含む同時代の主要タイトルをほぼ網羅、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップにも貢献している。特に2021-22 CL準決勝マンチェスター・シティ戦の87分、グレアリッシュのシュートを至近距離でゴールラインクリアした守備プレーは伝説となった。2025-26シーズンはほぼ無に等しく、2025年4月の大腿直筋腱断裂で11月末までリハビリ。復帰直後の2026年5月のエスパニョール戦開始10分で同部位を再断裂し、腱が骨から完全に剥離した状態と診断され、手術と最低1年の復帰期間を要する見通しとなっている。
フランス代表には2018年11月にデビューし、UEFA EURO 2024の招集メンバーにも選ばれた。身長180cmの左サイドバックで、爆発的なパワー、激しい守備、過小評価されがちな技術力を兼ね備える。怪我のないシーズンであれば、近年のマドリードの左SB候補の中で最もフィジカル的に強靭なタイプとして機能してきた。
