ティーノ・リヴラメントは2002年11月12日、イングランド・ロンドン南西部のキングストン・アポン・テムズで生まれた。欧州でも屈指の技術要求を誇るチェルシーのアカデミーを経て、2021年夏に報道ベースで約500万ポンドでサウサンプトンへ売却 — 後に急速に才能を開花させる選手への早期放出として振り返られた判断となった。
サウサンプトンではわずか18歳でセインツの正右サイドバックとして即座に定着し、プレミアリーグ各方面から称賛を集めるパフォーマンスを発揮。2022年8月の深刻なACL膝靭帯損傷が1年近く成長の流れを断ち切ったが、2023-24シーズンに復帰。サウサンプトンのチャンピオンシップシーズンに貢献したのち、2024年夏にニューカッスル・ユナイテッドが約3200万ポンドで獲得した。
ニューカッスルではエディ・ハウのシステムに攻撃的右サイドバック兼ウイングバックとして組み込まれ、右サイドの攻撃に直接的に貢献。すでにキーラン・トリッピアーが在籍する競争の激しいスカッドの中でも存在感を示している。スピード、クロス、守備の運動量を兼備し、同世代のイングランド人サイドバックの中でも最有望格の一人として評価が固まりつつある。
イングランド代表にはU-21レベルで出場し、UEFA欧州U-21選手権2023優勝スカッドのメンバーを務めた。2024年、ガレス・サウスゲート監督下でシニアデビューを果たし、トーマス・トゥヘル監督の下での2026年W杯予選キャンペーンでも右サイドバックポジション争いで継続的に招集されている。
身長175センチの右利きサイドバック。右サイドからのスピード、直線性、クロス精度を兼備したスタイルは、現代の攻撃的イングランド人右サイドバック像の体現者と評される。チェルシー・イングランド代表全盛期のグレン・ジョンソン — 攻撃本能と守備の責任を同等に発達させた右サイドバック — との比較が多い。


