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プレーオフ決勝でイタリアを破りFIFAワールドカップ2026出場を決めたボスニア・ヘルツェゴビナ代表をチーム単位で紹介。FIFAランク71位・2大会ぶり2回目の出場・バルバレズ監督の戦術、レジェンドのエディン・ジェコら注目選手、グループB(カナダ・スイス・カタール)の展望までまとめました。
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イタリアを倒して、ボスニア・ヘルツェゴビナがワールドカップの舞台に帰ってきます。2014年ブラジル大会以来、12年ぶり2回目の本大会。国民的英雄エディン・ジェコの「最後の夢舞台」になるかもしれない2026年、ドラゴンズの物語は初戦から熱を帯びています。

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の歩みは、独立国としての歩みそのものと重なります。1990年代に国際舞台へ進み、長く欧州予選の壁に挑み続けてきたチームは、2014年ブラジル大会でついに初めてワールドカップにたどり着きました。
あの世代の象徴が、エディン・ジェコとミラレム・ピャニッチです。ジェコのゴール、ピャニッチの展開力、そして国中の期待を背負ったチームは、アルゼンチン、ナイジェリア、イランと同じ組で戦い、グループステージで敗退。それでも最終戦でイランを破ってW杯初勝利を挙げ、ボスニアのサッカー史に消えないページを刻みました。
そこからは長い空白が続きました。2018年、2022年は本大会に届かず、黄金世代の時間も少しずつ過ぎていきます。それでも2026年予選で、セルゲイ・バルバレズ監督のチームは踏みとどまりました。プレーオフ準決勝を越え、決勝ではイタリアに先制されながらも終盤に追いつき、PK戦で4度の世界王者を退ける大仕事。2014年以来の帰還は、ただの復帰ではありません。歴史をこじ開けてつかんだ切符です。
ボスニア・ヘルツェゴビナの中心にいるのは、やはりジェコです。前線でボールを収め、味方を押し上げ、少ないチャンスをゴールに変える。年齢を重ねても、ペナルティーエリアでの存在感と試合を読む力はチームの基準点です。
守備ではセアド・コラシナツの強度と対人守備が大きな支えになります。後方を粘り強く締め、中盤ではベンヤミン・タヒロビッチ、アルミン・ギゴビッチらが走力と球際でリズムを作る形が基本線。派手に押し切るというより、堅く戦いながら、セットプレーやクロス、ジェコへの縦のボールで一気に勝負をかけるチームです。
イタリア戦で見せたように、苦しい時間帯でも切れない集中力と、終盤にもう一段ギアを上げる精神力がある。グループBでも、相手にボールを持たれる展開を受け入れながら、ここぞの一撃で流れを変えられるかが鍵になります。
エディン・ジェコは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の歴代最多得点者であり、国民的英雄です。2014年の初出場を知るレジェンドが、2026年でもう一度、国の夢を背負ってゴール前に立ちます。
セアド・コラシナツは、闘志あふれる守備の柱です。強いコンタクト、カバーリング、リーダーシップで、堅実に戦うボスニアの土台を支えます。
ボスニア・ヘルツェゴビナはグループBに入り、初戦の6月12日に開催国カナダ、第2戦の6月18日にスイス、第3戦の6月24日にカタールと対戦します。
この組でボスニアが持つ最大の武器は、イタリアを倒して来たという事実そのものです。強豪を相手に引かず、倒れず、最後に勝ち切った記憶は、短期決戦で大きな力になります。ジェコのラストダンスを一試合でも長く続けるために、まずはカナダとの初戦で勝ち点を持ち帰りたいところです。
北中米開催のため、日本での試合のキックオフは深夜〜早朝になります。初戦カナダ戦は日本時間6月13日午前4時の予定。スイス戦、カタール戦も早朝帯になるため、見逃さないようにボスニア・ヘルツェゴビナ代表の全試合をカレンダーに登録しておくのがおすすめです。
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Q. ボスニア・ヘルツェゴビナはW杯2026で何度目の出場ですか? 2回目の出場です。初出場は2014年ブラジル大会で、2026年は12年ぶりの本大会復帰になります。
Q. ボスニア・ヘルツェゴビナのグループの対戦相手は? グループBで、カナダ・スイス・カタールと同組です。初戦は6月12日のカナダ戦です。
Q. 過去最高成績は? 2014年大会のグループステージ敗退です。2026年は初の決勝トーナメント進出が大きな目標になります。
Q. 監督は誰ですか? セルゲイ・バルバレズ監督です。元代表選手としても知られ、2026年予選では欧州プレーオフ決勝でイタリアを破って本大会へ導きました。