エミリアーノ・ブエンディアは1996年12月25日、アルゼンチン・マル・デル・プラタで生まれた。家族とともにスペインへ渡り、ヘタフェの育成組織を経てスペイン下部リーグで経験を積んだ。その後イングランドへ移り、2018年夏にノリッジ・シティと契約。チャンピオンシップで最も創造性豊かなミッドフィールダーの一人として名をあげた。
ノリッジでの2シーズンは傑出しており、2018-19シーズンの昇格年には年間最優秀選手を受賞。プレミアリーグでも安定した創造力を発揮したが、ノリッジ降格とともにカテゴリーを下げた。2021年夏、アストン・ヴィラが当時クラブ史上最高額となる約3300万ポンドで獲得 — チャンピオンシップからプレミアリーグへの移籍としては時代を代表する大型補強の一つとなった。
アストン・ヴィラでは主力フォワードの背後でプレーし、中盤と前線を繋ぐ創造的な役割を担った。スティーヴン・ジェラード、ウナイ・エメリと歴代監督のシステムに応じて起用され、エメリ監督下ではヴィラが安定したプレミアリーグ上位7クラブとして台頭するなかで主力として貢献した。ディフェンダーへの仕掛け、密集地帯での創造、ゴールとアシストの両面での貢献がヴィラ躍進の一要素となっている。
アルゼンチン代表には2021年デビュー。2022年W杯サイクルと2024年コパ・アメリカを通じて代表候補に名を連ね続けた。リオネル・メッシ、ロドリゴ・デ・パウル、アレクシス・マック・アリスターらが揃う攻撃的中盤の枠を争うのは容易ではないが、プレミアリーグでの実績が代表選考の視野に入り続ける理由となっている。
身長172センチの右利き攻撃的ミッドフィールダー。ドリブル、コントロール、ハーフスペースでの創造力はより守備志向のパブロ・アイマルと比較されるスタイル。プレミアリーグで実証された創造性とアルゼンチンの技術的伝統を兼ね備えた、代表の攻撃的中盤として独自のオプションとなっている。


