リシャルリソン・デ・アンドラーデは1997年5月10日、ブラジル・エスピリトサント州ノヴァ・ヴェネシアで生まれた。アメリカ・ミネイロのユースを経て2016年にフルミネンセへ加入。2シーズンの躍進で2017年に約1100万ポンドでワトフォードへ移籍した。
プレミアリーグ初年度の活躍を受け、2018年夏にエヴァートンが当時クラブ史上最高額の約4000万ポンドで獲得。エヴァートンでの4シーズンで公式戦53得点を記録し、苦しい時期のクラブを残留させ続けたサポーターのお気に入りとなった。2022年7月、トッテナム・ホットスパーが約6000万ポンドで北ロンドンへ呼び寄せた。
スパーズでの日々は浮き沈みがあり、アントニオ・コンテ、アンジェ・ポステコグルー、トーマス・フランク歴代監督の下で怪我による出場制限に苦しんだ。それでも重要ゴールは残し続け、ブレントフォード戦のヒールパスからのヘディング、北ロンドンダービーでのゴールなど、競争の激しいフォワード陣の中で出場機会を確保し続けている。
ブラジル代表には2018年デビュー、東京2020オリンピック金メダルを獲得。2022年W杯ではセルビア戦のバイシクルキックを含む3得点でブラジル得点王となった。コパ・アメリカ2024、2026年W杯予選を通じて多用途なフォワードオプションとして起用が続いている。
身長184センチの右利きフォワード。センターフォワードでも左サイドアタッカーでも起用可能で、空中戦の脅威、ボールを持たない時の運動量、そしてバイシクルキックやはさみ蹴りといった派手なプレーへの挑戦心を併せ持つ。スタイル面では若き日のジェ・ロベルト、フィニッシングではエヴァートン時代のティム・ケーヒルと比較されてきた。


