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FIFAワールドカップ2026に臨むスイス代表をチーム単位で紹介。FIFAランク20位・本大会常連・ムラト・ヤキン監督の堅守、グラニト・ジャカら注目選手、EURO2024の勢いを引き継ぐグループB(カナダ・カタール・ボスニア)の展望までまとめました。
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堅守のスイスが、今度こそベスト16の先へ。FIFAワールドカップ2026に挑むスイス代表を、歴史・戦い方・注目選手・グループ展望までまとめて紹介します。EURO2024でイングランドをあと一歩まで追い詰めた円熟世代が、北米の舞台でまた大きなうねりを起こせるか。今大会のスイスには、その期待を抱かせるだけの芯があります。
スイス代表は、派手さよりも粘り強さで世界大会に居場所を築いてきたチームです。1934年、1938年、そして自国開催の1954年大会でベスト8に進出。近代サッカーの時代に入ってからも、2006年以降はほぼ毎回のようにワールドカップ本大会へ顔を出す欧州の常連になりました。
近年のスイスを象徴するのは、決勝トーナメントの安定感です。2014年、2018年、2022年と3大会連続でベスト16に到達。あと一歩でその壁を破れない悔しさは残りますが、裏を返せば、どの大会でも簡単には崩れない土台を持つということでもあります。
その土台に、EURO2024の勢いが重なりました。ラウンド16で前回王者イタリアを2-0で破り、準々決勝ではイングランドと1-1のまま延長、PK戦まで持ち込む接戦。敗退は悔しいものでしたが、スイスが強豪相手にも主導権を奪えるチームであることを強く印象づけました。2026年は、その成熟をワールドカップで証明する大会です。
ムラト・ヤキン監督のスイスは、まず守備の組織が崩れません。最終ラインと中盤の距離を保ち、相手の前進を中央で受け止め、ボールを奪うと素早く前へ出る。堅守とカウンターの骨格は昔からのスイスらしさですが、いまのチームはそれだけではありません。
中盤で鍵を握るのはグラニト・ジャカです。左足の配球でテンポを作り、サイドチェンジで相手を動かし、必要な場面では試合の熱を落ち着かせる。マヌエル・アカンジを中心とした守備陣の落ち着き、前線のブレール・エンボロの強さ、ダン・ンドイエの縦への推進力がかみ合えば、強豪相手にも一気に流れを引き寄せられます。大舞台に強いジェルダン・シャキリの経験も、ここぞという時間帯でチームに厚みを与えるはずです。
主将グラニト・ジャカは、スイスの心臓であり司令塔です。守備の立ち位置を整え、攻撃の方向を決め、チーム全体の温度をコントロールします。
マヌエル・アカンジは、落ち着きと対応力を兼ね備えたセンターバック。相手のスピードにもパワーにも慌てず、ビルドアップの出口としても重要な存在です。
ブレール・エンボロは、前線で基準点になれるフィジカルと決定力が魅力です。押し込まれる時間帯でも、彼に預けられれば一気に陣地を回復できます。
ダン・ンドイエは、スピードと突破力で相手の守備を押し下げるアタッカーです。サイドから縦に仕掛ける一歩が、堅い試合の均衡を破る武器になります。
スイスはグループBに入り、初戦の6月13日にカタール、第2戦の6月18日にボスニア・ヘルツェゴビナ、第3戦の6月24日に開催国カナダと対戦します。
組の実力上位として、スイスは突破本命の一角です。上位2チームに加え、各組3位の上位8チームにもラウンド32への道がある新方式ですが、スイスが狙うべきはあくまで上位通過。初戦で勝ち点3を取り、カナダ戦を有利な状況で迎えられれば、ベスト16の先を見据える流れが一気に現実味を帯びます。
北中米開催のため、日本での試合は深夜〜早朝のキックオフになります。初戦カタール戦は日本時間6月14日午前4時の予定。見逃さないために、スイス代表の全試合をカレンダーに登録しておくのがおすすめです。
Q. スイスはW杯2026で何度目の出場ですか? 13回目の出場です。2006年大会以降は6大会連続で本大会に出場しており、近年は欧州の安定勢力として定着しています。
Q. スイスのグループの対戦相手は? グループBで、カナダ・カタール・ボスニア・ヘルツェゴビナと同組です。初戦は6月13日のカタール戦です。
Q. 過去最高成績は? ベスト8です。1934年、1938年、1954年の3度到達しています。近年はベスト16が続いており、2026年はその壁を越えることが大きなテーマです。
Q. 監督は誰ですか? ムラト・ヤキン監督です。2021年からスイス代表を率い、EURO2024ではベスト8進出を果たしました。