アデモラ・ルックマンは1997年10月20日、ロンドン・ワンズワース区で生まれた。両親はナイジェリア人。チャールトン・アスレティックのユースで育ち、2015年にシニアデビュー。2017年1月にエヴァートンへ約750万ポンドで移籍、その後RBライプツィヒ、フルアム、レスター・シティへのレンタルを経て、2022年夏に1,500万ユーロでアタランタへ完全移籍した。
アタランタが彼を一気に変貌させた。2024年5月22日のUEFAヨーロッパリーグ決勝バイヤー・レバークーゼン戦でハットトリックを達成し、1969年のピエリーノ・プラッティ以来となる「1試合制の欧州決勝」におけるハットトリック記録を樹立、アタランタにとって初の主要欧州タイトル獲得に決定的に貢献した。2024年アフリカ最優秀選手賞も受賞し、ナイジェリア人として7人目の同賞受賞者となった。アトレティコ・マドリードは2026年2月、4年半契約でルックマンを獲得し、ディエゴ・シメオネ監督の冬の市場の目玉移籍とした。
ルックマンはイングランドU19・U20・U21代表を経て2022年にナイジェリア代表へ国籍を変更。2023年アフリカネイションズカップではノックアウトステージの決定的なゴールを連続で決めて準優勝に導き、大会ベストイレブンにも選出された。
身長174cmの右利きFWで、主に左サイドからプレー。スピードを活かした直線的なドリブル、機敏な足、ボールキープ、内に切り込んでからの致命的なフィニッシュが武器。アトレティコがしばしば欠いてきた縦への鋭さをもたらすことが期待されている。

