カラム・ウィルソンは1992年2月27日、イングランド・コヴェントリーで生まれた。地元コヴェントリー・シティのアカデミーで育ち、下部リーグへのレンタルを経験しながらプロとしての足場を築いた。リーグ1での得点力により、フットボールリーグ屈指の若手ストライカーとして注目されるようになった。
2014年にボーンマスへ加入し、エディ・ハウ体制でクラブの躍進を象徴する選手となった。ボーンマスを初のプレミアリーグ昇格へ導く得点を重ね、昇格後も大きな膝の負傷に悩まされながらトップリーグで通用することを証明した。2020年にはニューカッスル・ユナイテッドへ移籍し、再びハウの下で、コンディションが整えば信頼できるプレミアリーグのフィニッシャーとして活躍した。
その後ウェストハム・ユナイテッドは、ペナルティエリア内の存在感とプレミアリーグでの経験を求めて彼を迎え入れた。キャリアのこの段階では長期的な育成というより、鋭い動き出し、決定力、イングランド上位リーグの守備を理解した実績あるストライカーとしての役割が中心である。
イングランド代表には2018年にデビューし、アメリカ戦で初出場初ゴールを記録した。2022年FIFAワールドカップのメンバーにも入り、イラン戦ではジャック・グリーリッシュへの献身的なアシストで控えFWとしての価値を示した。怪我と激しい競争でキャップ数は限られるが、常時先発組ではないストライカーとしては十分な代表実績を持つ。
身長約180センチの右利きストライカー。タイミング、ボックス内の動き、ワンタッチでの仕留めを軸にしたFWで、古典的なターゲットマンではない。空中戦の要素を少し加えたジャーメイン・デフォーに近く、半歩の隙と守備者の集中切れを逃さないタイプである。
