ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォは1993年8月4日、トスカーナ州カステルヌオーヴォ・ディ・ガルファニャーナで生まれた。2011年にレッジーナでキャリアをスタートし、クネオへのレンタル、マテラ、エンポリと下部リーグを渡り歩き、2017-18シーズンにはエンポリのセリエA昇格に貢献した。
2019年6月、ナポリが約800万ユーロで獲得し、以後通算300試合以上に出場。2022年にロレンツォ・インシーニェとカリドゥ・クリバリが退団するとキャプテンに就任し、セリエAを2度(2022-23、2024-25)、2019-20コッパ・イタリア、2025-26スーペルコッパ・イタリアーナを制覇。セリエA・ベストイレブンにも複数回選出されている。
イタリア代表は2019年デビューで、A代表通算50キャップを超える。EURO2020優勝の主軸として決勝のイングランド戦をフル出場し、PK戦勝利の歓喜を味わった。
ユース時代は元FWで「バティゴル」のあだ名で呼ばれていたが、現在は守備の安定感と戦術理解度の高さを兼備した右SBへと成長した。CB、WB、ウインガーまでこなす万能性、豊富な運動量、両足のキック、空中戦の強さで、過去10年で最も安定したセリエAの右SBの一人と評されている。


