ジョーダン・ヘンダーソンは1990年6月17日、イングランド・サンダーランドで生まれた。地元クラブのユースを経て2008年にトップデビュー。2011年夏にリヴァプールが約1600万ポンドで獲得 — その年齢とプロフィールを考慮して当初は懐疑的な見方も多かった金額だった。
アンフィールドでの10年以上の歳月で、プレミアリーグ時代の最多タイトルを誇るミッドフィールダーの一人となった。2019-20年プレミアリーグ優勝(30年の空白を埋める歴史的タイトル)、2019年UEFAチャンピオンズリーグ、2019年FAコミュニティシールド、2019年FIFAクラブワールドカップ、2021-22年FAカップおよびEFLカップ二冠を制覇。2015年からリヴァプールのキャプテンを務め、疲れを知らないボックス・トゥ・ボックスとしてユルゲン・クロップのゲーゲンプレスシステムとロッカールームのシニアリーダーとして中心的役割を担った。
2023年夏、サウジアラビアのアル・エティファクへ驚きの移籍。2024年1月にアヤックスで欧州サッカーへ復帰し、2024年夏にブレントフォードへ加入した。ブレントフォードでのプレミアリーグ復帰は、トーマス・フラン監督のポゼッション志向のシステムの中で国内最高レベルでの定期的な出場機会を与えた。
イングランド代表には2010年、ファビオ・カペッロ監督下でデビュー。その後イングランドでもっともキャップ数の多いミッドフィールダーの一人となり、2014年・2018年W杯、ユーロ2016、ユーロ2020、ユーロ2024に出場。サウスゲート体制でのイングランドキャプテンを複数回務め、30代を通じて公式戦・親善試合問わずキャプテンマークを巻いた。
身長182センチの右利きボックス・トゥ・ボックス。リーダーシップ、エンジン、戦術的適応力がキャリアを通じた最大の特徴。キャプテンシーでブライアン・ロブソン、ボックス・トゥ・ボックスの資質でスティーヴン・ジェラードとの比較が最も多く、イングランドのモダンミッドフィールダーの中でも特に長きにわたって現役であり続けた存在である。
