ジェイドン・サンチョは2000年3月25日、ロンドン南部のキャンバーウェルで生まれた。幼少期からウォトフォードのアカデミーでサッカーを学び、14歳でマンチェスター・シティのアカデミーへ移籍。しかし十分な出場機会が見込めないと判断し、2017年8月にドイツのボルシア・ドルトムントへ約800万ポンドで加入するという、当時としては異例の選択をした。クラブ史上初のブンデスリーガ出場イングランド人選手として注目を集めた。
ドルトムントでの4シーズンは、サンチョのキャリアの土台を作った。2019–20シーズンにはブンデスリーガで17ゴール16アシストを記録し、同リーグ月間最優秀選手を2度受賞。2021年のDFBポカール決勝では2ゴールを挙げ、RBライプツィヒとの4–1の勝利に貢献した。2021年7月にはマンチェスター・ユナイテッドへ約7,300万ポンドで移籍し、翌シーズンにはEFLカップ優勝も経験した。
2023年にユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督との確執が表面化したのち、ドルトムントへ期限付き移籍。2024年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝にウェンブリーで出場した。続くチェルシーへのローン移籍では、2025年のUEFAカンファレンスリーグ決勝でゴールを記録し、優勝に貢献した。
スピードと突破力を兼ね備えた両翼対応のウインガーで、現在はアストン・ヴィラへの期限付き移籍でプレミアリーグでの復調を目指している。イングランド代表としては2018年にA代表デビューを果たし、UEFA EURO 2020にも出場している。
