エムレ・ジャンは1994年1月12日にドイツ・フランクフルトでトルコ系の家庭に生まれた。地元のフランクフルト各クラブでサッカーを始め、15歳でバイエルン・ミュンヘンのアカデミーへ加入。リザーブチームではブンデスリーガとチャンピオンズリーグを制したが、トップでは7試合の出場にとどまった。
2013-14のバイエル・レバークーゼン在籍を経て、リヴァプールが約975万ポンドで獲得。ユルゲン・クロップ監督の下、4シーズンで通算150試合超に出場し、2016-17にはワトフォード戦でのオーバーヘッドキックで「BBC年間最優秀ゴール」を受賞した。2018年にユヴェントスへ移籍してセリエA2連覇に貢献。2020年初頭にボルシア・ドルトムントへ買い取り義務付きレンタル、同年2月に約2500万ユーロで完全移籍となった。
ドイツ代表は2015年デビューで、A代表通算約50キャップ。EURO2016とEURO2020に出場し、2017年FIFAコンフェデレーションズカップを制覇。EURO2024ではアレクサンダル・パヴロヴィッチの負傷を受けて追加招集され、ドイツの開幕戦で得点を決めた。
2026年3月にはドルトムントとの契約を2027年まで延長した。
身長186センチの両足が使えるセントラルMFで、CBもこなす。現在のボルシア・ドルトムントのキャプテンで、フィジカルの支配力とリーダーシップでクラブと代表のトーナメントサッカーを支え続けてきた。


