ブノワ・バディアシルは2001年3月26日、フランス南西部のリモージュに生まれた。コンゴ系フランス人で、リモージュFCやSCマルゼルブでの経験を経て、2016年7月にASモナコへ加入した。モナコでは2018年2月にプロ初契約を締結し、同年のリーグ・アンでデビューを果たした。パリ・サンジェルマン戦でのデビュー以降、着実に出場機会を重ね、フランス1部でレギュラーのセンターバックとして存在感を示した。
ビルドアップに優れた冷静なセンターバックであり、最終ラインからボールを運ぶ能力が高い。その安定したパフォーマンスが評価され、2023年1月にプレミアリーグのチェルシーFCへ7年半契約で完全移籍した。移籍金は約3,270万ポンドと報じられた。1月15日のクリスタル・パレス戦でチェルシーデビューを果たし、1–0の勝利に貢献してクリーンシートを記録した。
チェルシーでは2024–25シーズンのUEFAカンファレンスリーグ優勝、および2025年のFIFAクラブワールドカップ制覇にも貢献し、タイトル獲得の実績を積み上げている。個人賞としては2021年のIFFHSメンズユース(U20)世界チームにも選出されている。
フランス代表としてはU-16から各年代別代表でプレーし、2022年9月のUEFAネーションズリーグでA代表に初招集された。同月22日のオーストリア戦でフル出場し、A代表初キャップを刻んだ。兄のロイク・バジアシーレもプロサッカー選手として活躍している。
