エンソ・フェルナンデスは2001年1月17日、アルゼンチンのブエノスアイレス州サン・マルティンで生まれた。幼少期からリーベル・プレートのアカデミーに加入し、年代別チームで着実にキャリアを積んだ後、2019年1月にトップチームへ昇格を果たした。2020年にはデフェンサ・イ・フスティシアへの期限付き移籍を経験し、コパ・スダメリカーナ決勝でラヌス相手に3-0の勝利をスタメンとして飾り、プロキャリア初のタイトルを獲得した。
2021年にリーベル・プレートへ復帰後はすぐに主力の座をつかみ、2022年シーズンは19試合で8ゴール・6アシストを記録。同年7月にベンフィカへ移籍し、プリメイラ・リーガの月間最優秀ミッドフィールダーに3度選出されるなど活躍を示した。2022年FIFAワールドカップではアルゼンチンの第3回世界制覇に貢献し、大会ヤングプレーヤー賞を受賞。この活躍を受け、2023年1月にチェルシーが当時の英国移籍金記録となる約1億0680万ポンドで獲得し、8年半の長期契約を結んだ。チェルシーではUEFAカンファレンスリーグ(2025年)やFIFAクラブワールドカップ(2025年)のタイトルも手にしている。
プレースタイルはパスレンジの広さとプレッシャー耐性を持つディープライイング・プレーメーカーで、守備面でも献身的なオールラウンド型ミッドフィールダーである。チェルシーの中盤を担う中心選手として位置づけられている。
アルゼンチン代表としては2022年9月にシニアデビューを果たし、同年のワールドカップ優勝と2024年コパ・アメリカ優勝の2つの国際タイトルを獲得している。
